2024年11月24日

通りに面した弁当屋で頼んだ弁当を待っていると、インパウンドの旅行客(おそらく50代ぐらいの夫婦の妻の方)に道を聞かれた。Googleマップに行きたい店が表示されているだけだったので、案内開始ボタンを押しつつ、あっちの方面です、あとはGoogleマップの青いラインに従えば行けます、と答えた。歩いて行けるかなぐらいのわりかし遠くの店だったからか、頭ごなしにGoogleマップの案内開始を押さなかった人として対応してしまい、もう少し丁寧に教えてあげればよかったなと反省した。とはいえ特にお礼も言われなかったし、夫の方には見向きもされなかったので、まあいいかと思った。はたして辿り着けたのかどうかわかることはきっとなくて、若干の心配だけが残る。こういう現象?に名前ってあるのだろうか。小中学校の同級生や予備校でバイトしてた時の教え子たちのことにもう会うことはないんだろう、元気だといいなと思うときの気持ちに近いような気がする。いや違うか。最後の挨拶は大方、知らないうちに通り過ぎている。そういうものだけれど、淋しい。


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