ある書類を探していると、学部一年生のときに書いた武者小路実篤の『友情』について書いたレポートを見つけた。数年ぶりに読んでみると口語的な表現があったり誤字脱字がひどかったりした。いい評価をもらった記憶があって、自分でもよく書けたと思っていたのだけれど、見逃してくれていたんだなと思った。とはいえ、今の私にはない思い切りのよい文章だったし、このくらいの集中力と精度でいま様々な文献を読めているかというと心許ない。大学受験のときのほうが勉強してたよな、とかもたまに思うけれど、でもきっとそんなことはない。
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