• 2025年1月24日

    ゲストハウスの三階に昨日まで泊まっていて、ものすごい熱いお湯は出るのだけれどちょろちょろとしか出ず、下の階に変えてもらえばマシになるのではと思い、一階の部屋に移動させてもらった。ゲストハウスごとはもちろんだとして、部屋ごとに水圧と温度がどんなものかわからない。ガチャみたいだ。さて、とお湯のバルブをひねるまで、加温器のスイッチを押すと、やはりというか水圧はいい感じだが若干ぬるい気がする。ともあれ許容範囲だ。三階の部屋になかったドレッサーがあるのもありがたい。前の客が飲んだであろうビタミンゼリーのゴミがそのままだったけれど。

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  • 2025年1月23日

    さすがに疲れてきて宿に戻ってぐったりしていた。調査中のメモ用に、KOKUYOの野帳ノートを数冊持ってきていて、そのうちの一冊が早くも埋まった。単に文字がでかいためである。もう少し記録の取り方がうまくならないといけない。今週の残りはその試行錯誤に注力しよう。それは後々の可読性ということはもちろんあるのだけれど、インタビュイーや通訳の負担の軽減にもつながると思う。今日はありがたいことにかなり長い時間、話を聞くことが出来た。途中、あくびをさせてしまった、と思う瞬間が何度もあった。ここでやめるか、もう少し粘るか、という逡巡をできる限りなくしたい。英語力のなさだったり、体力のなさはまずそうだとして、タイピングばかりで字を書かなくなっていることがここに来て効いてきている気する。なんというか総合力だな。フィールドワークを行う研究者はクロッキーとかやったほうがいい。

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  • 2025年1月22日

    午前中、昨日のデータについて調査協力者のトムと確認しようとカフェへ。この地域では伝統的な、日本人好みとのコーヒー(別の飲み物で例えるのもなんだがお茶のような味がして飲みやすくたしかに日本人は好きそうだと思った)を飲みながら話していると思いもよらず調査したかった性格を持つ人物が現れて急遽そのまま話を聞くことに。(ジメジメはしておらず過ごしやすいが)30度近いなか屋外で、太陽の光をよけるために椅子を何度も動かしたり、途中、孫をあやしたりとかなりの時間対応してくれて大変ありがたかった。てっきり昼食後に一度ゲストハウスに戻るものだと思っていたのでお土産を持参しておらず何も渡すものがなかった。常になにか持ち歩いていた方がいい。きっとまた行く機会があるのでそのときに渡そうと思う。もう一件調査を終えてゲストハウスに戻る。日が暮れてきてかなり冷え込む中、30分はスクーターの後ろに乗っていた。ウインドブレーカーを着てくるべきだった。いろんなものを忘れている。

    一時間ほどゲストハウスで休んで(といってもずっとフィールドノートをまとめていたが)近くの食堂へ。スクーターから降りて息を吐くと白かった。寒暖差がすごい。店先に並べられたり吊るされている鍋や串、肉を塩漬けして葉で巻いたものなどからいくつか選んで注文するスタイル。すでに調理済みだからかレストランに比べると安い気がする。食堂に来る途中、市場ともいえない小さな林の前に大量に並べられたスイカを買った。デザートにと店員に包丁をもらって切って食べた。昨日に引き続きまた花火の音が聞こえる。道路を挟んで向かいの家の軒先から打ち上げられていた。旧正月が近いかららしい。いまいったい、どの季節にいるんだろう。

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  • 2025年1月21日

    しばらく滞在する宿に再び移動。部屋用のスリッパを持って来るのを忘れたので近くの商店で購入する。39というサイズがマックスで足に当ててみるとちょっと小さかったがまあ大丈夫だろう、これしかないしと買った。やはり小さかった。部屋で作業をしていると外から爆竹のような音が聞こえて半屋外の廊下に出ると、誰かが小さな花火をあげていた。

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  • 2025年1月20日

    今日は三件の調査に行った。ありがたいことに行く先々でコーヒー(時にエスプレッソ)と水を出してくれる。カフェインの摂り過ぎが心配だしトイレも近くなるが仕方がない。にもかかわらず途中寄ったカフェで糖分をと思ってカフェモカを頼んでしまった。合計4杯は飲んだ。阿呆である。この二週間で合計何杯のコーヒーを飲むことになるのだろうか。夕食の時にビールを盛大にこぼしてしまい、唯一のフォーマルなズボンが濡れてしまった。明日以降は、そこまでかしこまらなくてもよさそうなので大丈夫といえば大丈夫だ。ゲストハウスに戻ってからの時間が意外となく、簡単なフィールドノートをつけるだけで精一杯である。出国前に多少身を削ったが、諸々ひと段落つけてきてよかった。

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  • 2025年1月19日

    今日も移動日。調査協力者のトムと合流して、彼の家族と昼ごはんを食べる。タマリンドという大きな木の幹に沿って囲むように作られた、メコン川を一望できるレストランで、ティラピアを揚げたものを注文した。途中、道の駅みたいなところで買ったタマリンドを食べながら料理を待つ。タマリンドはカレーにも使われることがある豆で初めて実物を食べた。外観はピーナッツの粒数が増えて粒の大きさ自体も大きくなったような感じ。殻を外すと豆の周りをネチョネチョしたなにかが覆っていてそこを食べる。酸味があって、たしかにマンゴーチャツネのように使えるなと思った。タモリカレーに入れたら美味しそうである。とはいえ、これを普段から食べるかと言われると慣れるまでは難しい。

    やはりというか国内移動はプロペラ機で若干不安になる。というのも、今週末から海外調査なんですという話をお世話になっている美容師にした時に、私も地元に帰る時はプロペラ機で揺れがすごくて毎回吐くんだけど吐きすぎて隣の人にバレずに吐けるようになったと聞いていたからだ。そのせいか揺れを意識してしまって若干気持ち悪くなった。隣席の通訳がスターアニス?からできたティーパックを添乗員に渡し持参した水筒にお茶を淹れてもらっていた。スペシャルなお茶だと彼は言うし、なんだかよい効能がありそうな気がして、それを少しもらうとリラックスできた。どっちにしたってプラシーボである。

    無事到着して、トゥクトゥクで宿へ向かう。我々以外の観光客との乗り合わせで合計6人。ぎちぎちだった。人数が増えれば増えるほど安くなるのかなと思うも、1人頭いくらですという勘定でそんなもんだよなと思うなど。夕食に入ったレストランの料理が出てくるのが異様に遅くて、気がついたらこんな時間だ。流したトイレの水が止まらなくてドアを閉めてもその音がかすかに聞こえる。若干、トイレと床の隙間から水が漏れていた気がするが見てないことにした。とはいえこんなことで苛立っていても仕方がない。まあそんなものである。日本にいるときもこのマインドでいられたらいいのだけれど、そうもいかないのが難しい。何が違うんでしょうね。

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