• 2025年1月25日

    昼食を食べた食堂でトイレを借りようと思い、どこですかと、暇そうにスマホをいじりながら店番をしている中学生ぐらいの子に聞くと、厨房を抜けた先の住まいのなかを案内された。泊まっているゲストハウスの受付は四畳ほどの小部屋で、キングサイズのベッドが置かれている。だいたいいつも子と一緒に誰かが寝そべっていて、客が来ると起き上がって相手をする。ゲストハウスの向かいの家がおそらく支配人の住まいで、これまた中学生ぐらいの子がシーツを干している姿が見えた。暮らすことと働くことがシームレスなんだなと気づいた。ふだんの私だって同じなのかもしれない。生活とそれ以外のことのぐちゃぐちゃした感じがここ数年の悩みで、これは何かヒントになるのかもと一瞬思うも、別にこの気づきでそれが解決するわけではないか、と思い直す。


  • 2025年1月24日

    ゲストハウスの三階に昨日まで泊まっていて、ものすごい熱いお湯は出るのだけれどちょろちょろとしか出ず、下の階に変えてもらえばマシになるのではと思い、一階の部屋に移動させてもらった。ゲストハウスごとはもちろんだとして、部屋ごとに水圧と温度がどんなものかわからない。ガチャみたいだ。さて、とお湯のバルブをひねるまで、加温器のスイッチを押すと、やはりというか水圧はいい感じだが若干ぬるい気がする。ともあれ許容範囲だ。三階の部屋になかったドレッサーがあるのもありがたい。前の客が飲んだであろうビタミンゼリーのゴミがそのままだったけれど。


  • 2025年1月23日

    さすがに疲れてきて宿に戻ってぐったりしていた。調査中のメモ用に、KOKUYOの野帳ノートを数冊持ってきていて、そのうちの一冊が早くも埋まった。単に文字がでかいためである。もう少し記録の取り方がうまくならないといけない。今週の残りはその試行錯誤に注力しよう。それは後々の可読性ということはもちろんあるのだけれど、インタビュイーや通訳の負担の軽減にもつながると思う。今日はありがたいことにかなり長い時間、話を聞くことが出来た。途中、あくびをさせてしまった、と思う瞬間が何度もあった。ここでやめるか、もう少し粘るか、という逡巡をできる限りなくしたい。英語力のなさだったり、体力のなさはまずそうだとして、タイピングばかりで字を書かなくなっていることがここに来て効いてきている気する。なんというか総合力だな。フィールドワークを行う研究者はクロッキーとかやったほうがいい。


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