さすがに疲れてきて宿に戻ってぐったりしていた。調査中のメモ用に、KOKUYOの野帳ノートを数冊持ってきていて、そのうちの一冊が早くも埋まった。単に文字がでかいためである。もう少し記録の取り方がうまくならないといけない。今週の残りはその試行錯誤に注力しよう。それは後々の可読性ということはもちろんあるのだけれど、インタビュイーや通訳の負担の軽減にもつながると思う。今日はありがたいことにかなり長い時間、話を聞くことが出来た。途中、あくびをさせてしまった、と思う瞬間が何度もあった。ここでやめるか、もう少し粘るか、という逡巡をできる限りなくしたい。英語力のなさだったり、体力のなさはまずそうだとして、タイピングばかりで字を書かなくなっていることがここに来て効いてきている気する。なんというか総合力だな。フィールドワークを行う研究者はクロッキーとかやったほうがいい。
