そんなに焦りはしないが必要な事務連絡のための電話がここ数日毎日かけてもつながらず、あれれと思ったら電話番号を間違っていた。改めてかけ直すもつながらず、が結局三度。今度はたしかに合っている。また明日かけなければ。作業をしようと近くの喫茶店へと出かけると休みだった。そういう日かと別の喫茶店へ少し歩く。いつもカフェラテばかり飲んでいたけれど、最近はアイスコーヒーを飲むようにしている。ダッチコーヒーとも書かれていてなんとことやらと調べてみると水出しという意とのこと。コールドブリューと一緒らしい。オランダがルーツなのかしらとさらに調べてみると、インドネシアでオランダ人がそれようの器具を作ったためそう呼ばれているとのこと。技法自体は古くからインドネシアにあったらしい。そういえばコピルアクもインドネシアだったなと思うなど。
ひとつ作業を終わらせて帰宅。好転反応か体調があまり優れなかったので集中力を要する作業は明日に回して、obsidianというノートアプリと格闘していた。workflowyとnotionの間っぽいなのはじめは思ったが、そのどちらとも異なる。読書メモをworkflowyで取っていたのだけれど、奥に奥に階層が進んでいく感覚があってそれがなぜかネックだった。notionはブラウザベースなのがなんだか気に入らない。obsidianを今日一日いじってみて、一応、すべてのノートがフラットに位置づけられている感覚があり、とりあえずしばらく使ってみようと思っている。
読書メモを取ってみる試しにマルクスについての本を読んでいると、サイードが『オリエンタリズム』でマルクスを批判していたという記述があり、やっぱりそうかという発見があった。間接的ではあるが並べられているような文献をいくつか読んでいて、どうも食い合わせが悪そうだが如何に、と思っていた。西洋あるいはプロレタリア以外は遅れている的なことをマルクス•エンゲルスは言っておりそれはどうなの的なことで、どこかで見た光景だなと思うなど。案外、こういうなにかのついでに読むみたいな時の方が思いがけずいい発見があったりする。概念としては知っていたけれど『オリエンタリズム』自体は読んでいないので、読まんといかんと思いつつ、これ以上読む本を増やすのもうーむと悩ましい。とはいえ、ひとまずはこの範囲を読めばいいだろうという目星はついてきていて、あとは粛々と読んでいくだけである。